アワード

苦労して国家試験(講習会)をクリアして、合格通知を手にし、面倒な申請書類を作成・提出、やっと自分のコールサイン決定。緊張しながら第一声を発した時の嬉しさはだれしも経験があると思います。
しかし交信を重ねるうちに楽しさが低下したり、ただ無駄話をすることに疑問を感じ、時には嫌気がさしたりして電波を出す事がなくなり、折角取得した免許も5年後の更新時に失効してしまうといったケースが自分の周りでもよくありました。
今では携帯電話やインターネットの普及に伴い、話をするだけ、情報交換をするだけなら、わざわざ従事者免許をとり、無線機とアンテナを用意して開局申請をする必要がなくなっています。
アマチュア無線人口が激減し、JARLが存続の危機になっているのは周知の通りです。
幸いにも自分は開局30年を経過した今も現役でアマチュア無線を楽しんでいます。(住宅事情で11年間途中中断はしましたが)
続けてこられた一因として、アワードがあります。もっと言えば「WACA」と「よみうり1万局賞」が目標にあったからです。
WACAは4年前に取得しましたが、現存全市コンファームが継続して目標になっています。また、よみうり1万局(国内)はほぼ条件をクリアでき、現在申請準備中ですが、達成したら今度は世界が目標になるかも知れません。
QSLカードを集める事自体を否定される方もおられますので、「アワードなんて」という意見もあるかと思います。各々が自分で無線を続ける価値をみつけ、楽しまれればよい訳で、これが絶対などとは決して思いませんが、何かの目標を持っていくことは必要と考えます。
自分は、アンテナの作成、移動運用と一緒にアワードハントをこれからも続けていきたいと思っています。表現は悪いですが、所詮自己満足の世界です。自分が満足できる楽しみ方が何か一つでも見つかれば、末永くアマチュア無線を楽しむ事ができるのではないでしょうか。
手元の「アワードハンターズガイド」(S50年版)には、JA1ELL岡田OMが、アワードハントのメリットとして、

@QSLカード・ログ・整理簿などQSO後の整理が迅速にしかも正確にできるようになる。
A無意味なCQを連発するよりも、能率よくワッチして珍局をモノにするコツがのみこめ、バンドはみんなのものというエチケットもよくわかってくる。
BQSLカードは誠意をもって交換することから、約束を守る重要性がより強く認識される。
C申請書の誓約・証明の本当の意味と、不正な申請の恥ずかしさ、苦しさが痛感される。
D全国の都市・郡名など社会科の勉強に役立つし、居ながらにして各地の知識が吸収できる。
E最大の収穫は、アワードを通じて心の触れ合う友人がたくさん得られること。
を挙げておられます。
確かに、アワード申請に使いやすいように早い時期から取得したQSLはエリア・バンド・モード別にした上でコールサイン順に整理して来ましたので、現在3万枚ほどある中から特定のカードを取り出すことがすぐできます。
実は、実際に申請することが近年極端に減っていて「アワードハンター」とはいえない状況なのですが、何々アワードまではあとどこが必要といった意識は常にあります。
考えてみれば、WACAの次はWAGAですが、「あと1郡」といった状態がここ5年ほど続いています。移動にアクティブな局に頼んだり、「WANTED」と各方面で触れ回ればよいのでしょうが、地道にひたすら探すのが自分のこだわりで、逆にずっと楽しんでいます。
これも個々の考え方でしょう。まあ、郡は減りこそすれ増える事はないのでそのうちできるでしょう。ひょっとすると、町村合併でその郡が消滅してWAGA完成となるかも?

初めてのアワード 初めて狙ったアワードは、「綴り字アワード」の「千代田賞」でした。
ラストレターでCHIYODAと綴るだけのものですが、ローカルの何局かと競い合いました。
確か、CとOがなかなかコンファームできなかった記憶があります。
このアワードを知ったのはJA1EL小林OMとJA1ELL岡田OM共編の「世界のアワード」(S46版)で、この本に載っているアワードは随分多く申請しました。その後、交信局数も取得QSLも増えてくると、数から質へと興味の対象が移り、「クラスが分かれているものは必ず最上位クラス」を目標に日々交信を重ねていきました。


WACA
JCCもWACAまではひたすらカウントを続けていましたが、JAG(Japan Award Hunters Group)の入会条件であった「JARL発行のアワード2枚」を満たすために、やむなく(?)JCC400を取りました。Hi
WACAまであと数市というところで11年間の冬眠を余儀なくされました。
冬眠から覚めたときは、その間に新市が沢山誕生しており、さあ大変。
結局WACA達成までは、再開して3年かかりました。




AJD JARLのアワードといえば、SWL時代にHAJAは取りましたが、WAJAは未だに持っていません。 Hi
ただ、AJDはやっとの思いで50MHzAM特記のものを取りました。
2WayAM1000局のWTHAというアワードと共に今では相当困難なアワードになっています。
前にも書きましたが、とりあえずルールを満たしてアワードを取ることも、上位クラスを狙ったり特記事項をつけてより難度を高めることもできます。



2WayAM 1000局賞(50MHz)


これから、少しずつアワード紹介をしていきます。

もどる