ぎぼしアンテナ

最近アクティブなOM方がよく使われているので、自分も作ってみました。
「そんなもの知らんぞ」と言う方は、こちらを見てください。
構想
自分は、10MHz以上はT2FDでカバーしているので、1R9から7MHzのローバンド仕様にしました。
ただ1R9と3R5は暗くならないと実用性のないバンドで、現在の自分の行動パターンでは運用する機会が非常に少ないです。
7MHzは平日休みの時に、V-D.P.とワイヤーD.P.を場所によって使い分けていましたが、たまに10MHzはできないかと聞かれることもあります。
これらの条件と、3R5のダイポール+なぜか2つあった7MHzのダイポールを材料にしたことから、普段は7/10MHzの2バンドで使い、必要なときに3R5MHz、更には1R9MHzを追加できるものを作る事にしました。
製作
ぎぼしでつなぐスペーサーには、当初アクリル製の定規かプラスティックか塩化ビニルのパイプを切って使う予定でした。
定規を百円ショップで探しましたが、1枚で6箇所をまかなえる40cm以上のものが見つかりません。下敷きやメッセージボードも見ましたが、これというものはありませんでした。が探せばあるものですね。4本の足を差し込んで何段かにできるプラスティックの網目のかごを見つけました。この足は1本が20cmほどの長さの楕円形のパイプなんです。1本の足で2本のスペーサーが作れます。金ノコで半分に切って、両端にドリルで4mmの穴を開けて完成です。
7MHzまでで使うときはエレメントの先端のスペーサーにナイロンロープを取り付け、3R5で使うときはこのエレメントとロープの間にエレメントを追加して3R5の長さにして使います。1R9ではさらにその先にエレメントを追加するといった形式です。
スペーサーとエレメントやロープをつなぐのには、S字フックか大型のヒートンを使う予定でしたが、S字フックの在庫を物置で探している時、カーテンをはさんでカーテンレールにひっかける金具が沢山見つかりました。<写真下のスペーサーの右側にこのフックがついています。>
最近はカーテンを買うとプラスティック製の器具が付属していて、前回カーテン交換した時に不要になってとっておいた物です。
結構頑丈なつくりなので、これを使うことにしました。結局新たに購入したのは、ぎぼし取り付け作業をする工具(ターミナルセットというもので、しかもぎぼし端子付きを\1360で購入)と足だけ使ったかご(\100円)だけでした。Hi
調整
調整は10MHzから順にアンテナアナライザで中心周波数をチェックしながらエレメントを切っていき、先端にぎぼし端子をつけていきます。カットしない側にはあらかじめオスのぎぼし端子をつけておくと、野外での作業が減らせます。
さすがに1R9のフルサイズは長く、両端をカットしながら中央で測定するには相当な距離を移動しなければなりません。今年は9月に入ってからも暑く、汗だくになって水分補給をしながら作業をしました。
このアンテナのデビューは9月27・28日の北設楽郡稲武町移動の予定です。
7や3R5のアンテナを流用して作ったため、エレメントのビニル線が太くて重いのが唯一の心配な点ですが、さて
どんな結果がでるやら。
1R9の1/2λフルサイズダイポールは、まだFDコンテストに1R9があった時以来で、大変楽しみです。
稲武町移動の結果です
JO2JDJ局の10mのポールの先端に滑車をつけ、給電部を上げ下ろしできるようにしました。
エレメントの先端は、周辺の坂道を利用して固定したため、3〜5mほどの高さが確保できました。
使用した感触は、
@ 広帯域で、バンド内の移動はノーチューンで可能である。
A バンド変更は、毎回給電部を下ろしてぎぼしをつけたり離したりせねばならず結構面倒。
特に夜間は、エレメントが見えず手探り状態となった。(スペーサーに蛍光テープを貼ればよいかも
B 1R9で使うには、マストの長さがこのくらい必要。(自分の5mのものでは少し苦しい・・・)
当日交信いただいた方からレポートを頂きたいです。
