TEAMのめしこき活動開始記念

のめしこきへの道

【STEP1】
10MHzのダイポールと7MHzのVダイポールで移動運用を再開しました。
多くの方から「QSY14 OK?」「QSY18 OK?」と打たれて、その度に「SRI NO ANT」と答えるのもシャクなので徐々にアンテナを増やしました。
7/21/28はモービルホイップで何とかカバーできたので、まず10MHzのダイポールと並列に18MHzのエレメントを追加し2バンドにしました。
続いて14と24MHzのエレメントも追加し4バンド仕様にしましたが、これはうまく同調がとれなかったので、14と24のダイポールを別に作りました。
4Band DP 4Band DPエレメント

10/18と14/24の2バンドダイポール(小牧市)

エレメントは当然4本・アンカーはペットボトル(高浜市)

【STEP2】
2本の2バンドD.P.とホイップで7〜28の全バンドに出られるようになりました。
このスタイルでしばらく移動運用をしていましたが、ホイップの21/28はコイル交換が必要で、ホイップ+2本のD.P.の3本のケーブルを繋ぎかえるのも結構大変でした。
1本のアンテナでオールバンドに出る方法はないかと考え始めました。
昔見かけたW3DZZや市販の多バンドトラップD.P.も検討しましたが、WARCバンドも含めると適当なものはなかなかありません。
そんなとき雑誌でT2FDの広告を見かけました。調べるといくつかのメーカーから数種類のものが出ていました。終端抵抗だけも市販されているようでした。
作るか買うかを検討していた頃、たまたま行ったハムショップでWD330Sというものが特価で販売されていたので、買ってきて使うことになりました。
アンテナチューナーを内蔵していないIC706MKUGMではNGでしたが、当時移動のメインRigだったIC756Mとの組み合わせは良好でした。
終端抵抗と給電部をマストに固定する方法を少し工夫した後は、簡単にオールバンドに出られるようになりました。
T2FD+DP

T2FD(北方町)

T2FDと7MHz用D.P.(いなべ市)

【STEP3】
日曜や祝日はT2FDでWARCバンドのCW、平日はV-D.P.で7MHzのSSBをそれぞれ主体とする運用が続きました
その後の田原やいなべ、本巣など新市移動では、手動チューナー(カップラ)+L.W.に始まり、遂にフルサイズD.P.を使って1R9にも出るようになりました。
しかし、T2FDを使っても1R9と3R5も含めるとアンテナが3系統になり、アンテナ切り替えの煩雑さが元に戻ってしまいました。
1R9でも使える長いタイプのT2FDに今更買い換えるのも気が進みません。
しかし1R9や3R5のWantedリストを見ると、近場で何度も7MHz Upで行っているところが結構たくさんありました。
ちょうど7や10MHzでは行くところが少なくなっていたこともあり、ローバンドでもさっと行ってさっと帰って来る形態の移動運用ができないか考え始めました。
手動チューナーではクイックQSYができないため、ATUの導入を考えました。
色々検討し探しましたが、結局AH3を\33kで入手しました。現用の無線機は3台ともアイコムなので接続は難なく行えました。
最初に使ったエレメントは、3R5と7のDPを1R9〜10MHzのぎぼしD.P.に作り換えたとき余ったワイヤーなどをつないだものです。
アースがネックになると聞いていましたが、地面と接しているという安易な理由でタイヤベースにとったアースで難なく動作しました。(写真の矢印)
下がアスファルトの駐車場でも問題なく使えました。
最初は附属のUボルトを使ってATUをマスト下部に取り付けました。次にUボルトのナットを蝶ネジに交換して工具を使わずに取り付けられるようにしました。
しかし、ATUのケースはコールド側から浮いているためマストに取り付ける必要のないことに気づいてからは、ATUは地面に直接置いて使っています。
エレメントが風で動いたり、天気の悪い時は車の下に雨宿りさせて使っていますが、いずれも動作には影響ありません。
初期の設置法 ポール2本使用LW

初期はATUをマストに固定した(東郷町)

伸縮ポール2本使用(名古屋市天白区)

【STEP4】
2本の伸縮ポールを使い、5m程の高さに水平部をキープして逆L型のようにして30m位のエレメントを貼ると、実用性は十分でした。
思ったより簡単にアースの問題が解決したので、より簡単にローバンド移動することを考えました。
L.B.移動にアクティブな各局の設備をチェックすると、モノポールとかホイップとかのアンテナをいくつか見かけました。
釣竿の利用やPGANTというアンテナ専用竿が多いようです。
回りを見渡すと、V−D.P.の部材が目に付きました。
詳しくは移動機材のページに載せましたが、5mの伸縮ポールの先端にこの竿を取り付けて垂直部10m強のエレメントを確保し、その先端から10mほど斜めに引き下ろすエレメントを取り付けて使いました。
車1台分の駐車スペースがあれば、次のような手順で5分位でセッティングが完了します。
@ タイヤベースを車輪で踏む。
A 伸縮ポールをタイヤベースに差し込む。
B ポールの先端にジョイント部を蝶ネジで取り付ける。
C ジョイント部にファイバーポールを挿し込み、ポールを伸ばす。
D 引き下ろすエレメントの先端を車に固定する。
E ATUにエレメントとアースを繋ぎ、ケーブルを車内に引き込む。

ガードレールやフェンスなどにポールを固定することもありますが、ポールを縛るよりタイヤベースを使うほうが早くセットできます。
テスト中 ロングバージョン

テスト中(多治見市)

垂直部を2m延長したバージョン(長久手町)

地上に置いたATU 別バージョン

地上に置いたATU(名古屋市北区)

ワイヤーを継ぎ足したバージョン(名古屋市緑区)

【電源編】
無線機を使用するのには当然ながら電源が必要です。
発電機を使えばHomeと同じ無線機を同じ条件で使用できますが、重量があることや車内がガソリン臭くなるなど問題も多く、のめし移動には向きません。
そのためコンテストや新市誕生時などの泊りがけ移動以外ではもっぱらバッテリーを使っています。
現在は¥2k弱で買った小型のものを無線機専用で使っています。
PCを使うときはDC-ACインバーターを使いますが、こちらは機種によってノイズが発生するので事前にチェック&対策が必要です。
100局程度を目標とするのめし移動なら、紙ログで十分です。
PCを立ち上げる手間も不要ですし、データ消失の危険もありません。

9/25・26の土岐市移動では泊りがけながら、予備バッテリーと2個で済ませました(左下写真)
バッテリー バッテリー バッテリー

助手席の足元に設置
ダッシュボードの上にあるのはインバーター

ケーブルとの接続はクリップで挟むだけ

使い終わると専用充電器で充電(玄関で)


「最小の投資と労力で最大の成果」という虫の良い考えで移動運用をしています。そのための「工夫」も面白いものです。
他の「TEAMのめしこき」メンバーと比べるとまだまだですが・・・

JH2CMH Sei Kido

TEAMのめしこきのサイトはこちら